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腰痛になるきっかけに気づこう

重いものを持ったりすることが、単純に腰痛のきっかけとは限りません。人によっては座りっぱなしの時間が増えたことで腰痛を発症した、というようなこともあります。ちょっとしたことがきっかけになりやすいので、「少し違和感があるな」と感じたらその日常生活での習慣を止めることも大切です。例えば、ベッドに寝ながらテレビを見るような人も多いかと思います。この時、足元に置いたテレビを頭を不自然に起こすようにして見る姿勢は腰を傷めやすいです。この姿勢は首に負担がかかりますが、その際に腰も緊張させます。「首はだるいけど腰は関係ない」と思っていても実際はかなり負荷がかかっているのです。家でくつろいでいる時もいつも正しい姿勢をとるべき、というわけではありませんが、「この姿勢は体に負荷がかかっているな」と感じたらその姿勢を癖にせず、家具の配置を変えたり姿勢を変えるなどしてすぐに対策しましょう。ぎっくり腰などと違って、気づかないうちにじわじわ溜まっていくタイプの腰痛は長引きやすく、また慢性化もしやすくなります。

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